独楽曲芸師の日常

漂えど沈まず・・・無名で有名な曲藝師の本音です。
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お奇術

比翼の竹

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いわゆるチャイニーズ・ステッキなんですけど。帰天斎流では比翼の竹という和妻として演じられています。
三世帰天斎正一氏の比翼の竹は後見との掛け合いとかあるらしいのですが、見たことがないのでわかりません。
チャイニーズ・ステッキと手順的に大きく異なる点はないと思われます。

奇術家ならだれでも知ってるでしょうが、演じてる人は極端にすくない。
この手の奇術をバカにしてる人もいたりしますから。

これがなかなかいい道具が手に入らない。自作しようにも結構難しい。
作れないというわけではないが、竹で作るとなるとかなり苦労する。

竹製のチャイニーズステッキも稀に売っているのだが、これが結構いいお値段なんです。
大抵2本セットで売られているのですが、ロイ・ベンソンやフレッド・カップスの手順となると3本必要になる。
そうするとこのいいお値段のチャイニーズステッキをもう1セット買う必要が出てくる。

現象がシンプルで、それだけにオチがなく演技がとても難しい。

今度チャイニーズ・ステッキに関するDVD買い漁ろうかな。
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日本の古典だと「えにしの糸」と言われる「綾煙管」などがが似たような演目です。
比翼の竹が日本の古典にはならないでしょうが、現代和妻ならいいかもです。

和妻の大掛かりなものはなかなか大変なのでこういった小ネタ的な演目で時間もちすれば大いに役立つのです。

お奇術

最近知ったこと。呪いの藁人形が日本古典奇術だった。

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昔から知ってる奇術だけど特にやろうと思ったことはない。
最近だとチュッパチャップスが起き上がるってのやる人多いけどね。それはおきあがりこぼしのようなものだろう。

やってる人は多いんですけどいまいち魅力感じなくていままでやってなかったんよ。
単発だし手順も作りにくいし。
スン・シャオナンがなんかメンタルマジックと組み合わせて手順作ってたな~。

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1862年の「手品早稽古」にすでに解説されてたんですわ。
今まで全然興味なかったんだけど、古典奇術ならやってもいいな。
てか、和物のときとか時間持たないからこういうのでもやらないと……(-。-) ボソッ
舞台でやるには小さすぎるな。
比翼の竹とかも一応和妻って言いきってるしね。
何でもいいんだけど曲芸だけだと疲れるから、笑いとりたいよねー。

お奇術

女夫引出

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昔、みかめくらふとで買ったのですが、あまり色が気に入ってなくて。
とりあえず塗装してみた。全部カシューで塗りたかったのですが、厚塗りすると引き出しが入らなくなるので。
もっときれいに塗るつもりだったのだけども。やっぱ組み立てる前にある程度塗らないと。ギミック部分とかきれいに塗装できません。
道具って買ったままだとやっぱ自分のものじゃないのですよ。いろいろ手を加えたり、あるいは自分独自の手順を加えたり。
それで初めて自分のものになるんですよ。
偉そうにいえないですけどね。人前でやったことないので・・・。

女夫引出という演目。見たことのある人は少ないと思う。
初めて見たのはビデオだったのですが、どういった仕掛けかわからなかった。引き出しに入れた玉が消えるんですから、単純に考えると二重構造なんだけど。それじゃ説明つかなくてね。
箱を手にして仕掛けの巧妙さに驚いたものです。

先日見た北海翼氏の演技で、パームして消す部分とか面白いな~って思ってみていた。
この度、昔買った本を改めて読んでみたところ、帰天斎派の手順と口上が書かれていた。
型としてしっかり受け継がれていたのですね。
ただでさえ見る機会の少ない演目ですが、たいてい喋らないのでものすごく新鮮だった。

ただ演目としてはやっぱり地味です。これよりも日本蒸籠のほうがやっぱ映えるように思う。
とりあえず練習だけはしておきたい。だってこれ好きなんだもの。

お奇術

マジック道具は手にした瞬間に興味を失うということ。

最近マジックやりたいな~って思っていくつか買ってみたけど、道具を見た瞬間に興味を失って、やっぱやらないかな~って思ってしまう。
トリックを知りたくて買った場合と違って、初めから種仕掛け知ってて買ってるんだけどさ。
だから種仕掛けをしって幻滅とかじゃないんだよね。
単純に買ってきたままのことしか思いつかないからあんまりやる気にならないってことかな。
完成されてるからそのまま演じればちゃんとリアクション得られるんだけどさ。
自分で作った道具とか、自分なりのアイディアとか、あるいは結構な練習が必要だったりとか。そういうものがないと愛着がわかない。
現象は魅力的でもいまいち自分にフィットしないな。
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お奇術

玉子

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昔から憧れのあった袋卵をいっぱい買ってしまった。
7年ほど前にも一度いろんな袋とか本とか買い集めたんだけどね。結局実演に至らなかった。だってむつかしいんだもの。
それに良質の道具があまり手に入らないってのもあった。
その頃よりいろんな人がDVDとか出してたので改めて挑戦してみる気になった。和物でもいけるしね。

大きな袋は玉子5個出せるんだけど。そのサイズから5個出てくるだけってのは果たしてどうなのか?ターベルには15個だして 最後に鶏を出す手順も解説されている。
マリニのエッグバッグを使ってる人が多いと思うが、Senor Mardo Egg Bagもよい。むしろ大道芸的にはこっちのほうが扱いやすいように思う。
和物の時は和柄のやつかな。若干大きいがマリニと同じ機構。
袖卵はたぶんやらないな。

玉子を出した後どういう手順につなげるかってところで。卵茶碗とかさ。ほかにもいろいろあるけど、準備が大変だったりするとそれでけでやる気なくすのよ。複数の玉子だす和物の手順より玉子一個のほうがお手軽なんだよね。

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錦絵によくある玉子積み上げるやつ。これ出来たらええな~って思った。これの上で独楽回せたら最高なんだけど。
この解説通りやるのは無理。
安政元年の書物だから、エアコンなどなかっただろう。夏場ならこの方法でも演じれたと想像できるが、冬は無理。
それに3個積むだけでも相当に難しかった。数を積んでいくのは至難の業。

明治13年の「手品種乃封」では刀の切っ先に卵を積み重ねる方法が解説されていたが、これは背景や照明を工夫すれば可能だったかも。あるいは最初から積み上げた卵を舞台上にセットしておくならそのうえで独楽を回すこともできたろう。

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玉子1個でそのうえで回すだけでも結構難しいかも。なんかないかな~って。

お奇術

不毛。

超常現象の肯定派と否定派の論争って全く不毛で結局喧嘩別れになるのに決まってるわけ。
私は積極的否定派でそんなものはこの世にないんだって立場で。あればいいな~とは思っている。でもないんですよ。
てことで、幽霊を信じてるマジシャンyasuhideとは不毛な会話にしかならい。私がいいと思う奇術は常に全否定されてきてるわけだ。逆にYASUHIDEが良しとしているものが私にとっては特に魅力を感じないことばかりなんだからしょうがない。
私が今練習してる奇術も過去にYASUHIDEに「あんなの絶対にうけない」と全否定されたものなのよ。5bf58e8657.jpg


自分がやりたい芸があった場合、まずそれに関するDVD,書籍、道具を買うわけ。まあ当たり前なんだけどさ。
奇術の場合は手に入る限りの書籍、DVDを買うのよ。私がやりたいものは往々にして古典だから。
書籍とか読むとだれもやってないような全く別のアプローチとかあって面白い。
だから1個の奇術を人前でやれるようになるまでにものすごい時間とお金がかかったりする。
自分のやりたい手順とかできると今度は自分に合った道具探しが始まるわけ。
いいものが見つからなければ自分で作るか特注するか。簡単に手に入る道具だけで満足いくものってあんまりないのよ。

久しぶりにやりたい奇術があって。個人レッスンしてくれるマジシャンを探して問い合わせしたんだけどさ、お目当ての奇術はやってないってさ。
古典なのに最近の人はやってないんだな~って。しょうがないからまたDVDとか道具を買い集める。
どんな道具でも一長一短あるから。いろいろ試して一番自分に合ってるものを探すことになるのよ。

ジャグリング道具とかでも、自分のお気に入りの道具に出会うまでは各メーカーの道具を買い集めるでしょ。だから道具だらけになるのよ。ほとんどの道具は使わなくなり処分するんだけどさ。使ってみないとわからないことだからしょうがない。


お奇術

マジシャンは魔法使いを演じる役者である

マジックやってたら誰でも知ってる言葉だけどね。ロベール・ウーダンの言葉です。
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魔法使いのイメージは人それぞれだろうけど、やっぱファンタジーな感じだよね。とんがり帽子かぶって魔法のステッキをもって。
魔法使いを演じてるマジシャン見たことないよ。一つの演目だけとかならあっても、30分のショーを魔法使いのキャラクターで演じとおすとかなかなかできるものじゃない。
だって役者じゃないんだから。演技の勉強してない人が演じれるほど甘くない。
だからキャラクターって普段の個性を誇張する感じがいいのではないだろうか。
普段と全く違うキャラクターを演じるのはなかなかどうしてむつかしい。やっぱとっさのときにボロがでる。
そういや、「プレステージ」って映画の中で、チャンリンスーは普段から足の悪い振りをして生活してたね。
普段からゆっくり動くことを心がけてるマジシャンもいるしね。日常的にやってることが本番のショーにでるんだよね。

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