独楽曲芸師の日常

漂えど沈まず・・・無名で有名な曲藝師の本音です。
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中身よりも見た目

小生がまだ10代のころ、音楽イベントのスタッフをやっていた。
イベント開催までの仕事は主に審査なんですわ。ビジュアルと技術と、あとなんだっけ?
それぞれ10点満点で上位から出場できると。当時はまだエクセルとかじゃなく、ロータスの時代です。
募集が147組で出場が30組。写真のないバンドは当然ビジュアル点が0だからまず落ちる。
テープ審査も始めの1分ぐらいしか聞かない。申し込みが始まった当初は当然応募が少ないので比較的ちゃんと聞く。
それが締め切り間際に駆け込みで応募してきたバンドは審査するが側が疲れてきてどんどん審査が厳しくなっていく。
そんななか、ちょっと色物的なものが出るとバカ受けして高得点だったりして。
そのときは「ガッチャマン」を歌ったバンドが高得点ついちゃって。で、もう一度テープを聴きなおす。
そうするとガッチャマン以外の曲が全くもって印象に残っていないので結局だめだったんです。
中身がどんなによくても見た目が悪いとダメなんですよ。もっと言うと、見た目が悪いと中身を見てもらうことすらないということです。
いやはやシビアです。

「太陽の塔」がこの1年後ぐらいにメジャーデビューしてぴあの表紙飾った時はちょっと嬉しかった。
でもそれっきり全然聞かずに消えちゃったけどね。

小生、殆ど役に立たなかったと思うが、なぜかこのとき出会った人と別の音楽イベントもやることになった。
終戦50周年の記念イベントだったはずだが、残念ながら阪神大震災で中止になってしまった。

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