独楽曲芸師の日常

漂えど沈まず・・・無名で有名な曲藝師の本音です。
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芸のこと全般

本業と営業

小生がまだテレビ局で大道具の仕事をしていた時の事である。人数が足りないときは外注を頼むのだが、そういった会社で働いている人は劇団員が非常に多い。
あるとき事務所に演劇のポスターが貼られていたのだが、外注で呼んでいた人が作、演出、主演をした作品であった。演劇そのものにさほど興味があったけでもなく、さほど付き合いが深かったわけでもないが、、せっかくなので見に行った。レナードの朝を舞台に作り上げた作品であった。
 終わってからお菓子やジュースなんかが用意されていて懇親会みたいな感じになったのだが、見に行ったことをたいそう喜んでくれた。ほかの人は誰も見に来ていないんだな。当たり前のことだが、見に来てほしいから宣伝してるわけなんですよ。だから「行かない」とか言うと大変傷つく。たぶん…。自分だっら傷つく。
だから誘われたら可能な限り時間を作って行くようにしていた。
 今の仕事を始めたのはその4年後なんだけど、一時期軽い鬱状態なのか引きこもってた時期がある。その時、誘いをすべて断っていたら誰からも誘われなくなってしまった。o(*^▽^*)oあはっ♪
大道芸人で舞台をやる人は非常に多くいる。私自身は人の企画に乗っかったことが2回あるだけで、自分で主催したことなどはない。会場を抑えて練習して、チラシ作って宣伝して・・・その労力にまったく見合わない収益なのだろう。
 こういった芸の世界というのは自分のやりたいこと、表現したことをそのままやったのでは収入になり辛い。それゆえ、本業と営業というものがでてくる。先の劇団員の場合、本業が芝居であって金銭獲得のための営業は大道具の仕事ということである。パフォーマーの場合舞台で演じるルーティンは本業ルーティンで大道芸などの金銭目的のために演じるルーティンは営業ということになる。
 なんとなく昔のことを思い出してしまった。やっぱり歳なんだろう・・・。







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